こんにちは、しゅのです。
- ギターなかなか上達しないなぁ
- 音楽理論って必要なのかな?
- 興味はあるけど理論ってなんか難しそう
こんな方はいませんか?
音楽理論と聞くと、凄く難しそうな感じがしてとっつきづらいですよね。気にはなっているけど、なんだかんだちゃんと勉強したことないや…。という人も多いと思います。
理論と聞くと固い感じがしますが、基礎的な内容を知るだけでもギターの上達に直結しますし、覚えていて全く損はないものなので、この機会に音楽理論デビューをしちゃいましょう。
基礎の基礎の簡単なところから一つずつ、とにかくわかりやすくまとめていきますので、まずは軽い気持ちで音楽理論に触れてみてください。
- 音楽理論の基礎の基礎が少しわかる
- 音程と度数とはどのようなものかがわかる
- オクターブとは何かがわかる
内容に入る前に
理論の内容に入る前に、とても基礎的な用語について覚えておいて欲しいことがあります。
音を表す音名について、
「ドレミファソラシド」はイタリア語表記 「CDEFGAB」はドイツ語表記
ということです。
ドイツ語 | C | D | E | F | G | A | B |
イタリア語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
ギターコードのCコードやFコードの「C」や「F」は、このドイツ語表記を使っています。
ギターでは、このドイツ語の方を多用しますので、CDEFGABがドレミファソラシドに対応していることは頭に入れておいて、瞬時にどの音名を意味しているかわかるようにしてください。
音程・度数とは
音程とは:音と音の距離 度数とは:音と音の距離(音程)がどれくらいであるかを表すもの
「この音とこの音は○度の関係にある」というように表します。度数には12個の音名で表すものがあるのですが、そちらについては次回の記事で説明します。
それでは、実際に度数の数え方をみてみます。
度数とは、どの音からどのくらいの距離であるかを表すものであり、度数で表すためには基準が必要です。
まずは、C(ド)を基準として考えます。この基準になる音をルートと呼びます。(ルートはRと表記することが多い)
また、ルートは1度とも呼ばれます。
音名と度数を表にするとこのような感じになります。
音名 (ドイツ語) | C | D | E | F | G | A | B |
音名 (イタリア語) | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
度数 | 1度 | 2度 | 3度 | 4度 | 5度 | 6度 | 7度 |
皆さんが知っている、ドレミファソラシドは「C(ド)」がルートです。
ドから見てレは2番目の音なので2度
ドから見てソは5番目の音なので5度
となります。
ちなみに、ドから「ドレミファソラシ」→「ド」と数えた時の次の8番目のドは8度となります。このような、同じ音で高さが異なる8度の関係をオクターブと呼びます。
いかがですか?
ここまでは非常にシンプルで、問題なく理解できているのではないでしょうか。
それでは、ルートがC以外の場合を見てみましょう
・Eをルートとして考えると
Fは2度、Aは4度となります。ただ、実際は音程は7つではなく12個あるため同じ度数2度や3度などでも、音の距離が異なります。
こちらについては、次回の記事の方で説明します。
また、8度(オクターブ)を超える音程のことを複音程と呼びます。
例えば、ドからみて「ドレミファソラシド」→「レ」と数えた時の9番目のレは9度となります。こちらは8度を超えていますので、複音程となります。
問題
それでは、以下練習問題を用意したので解いてみましょう。
① Cがルート(基準)の時、Fは何度か
② Cがルート(基準)の時、Aは何度か
③ Cがルートの時のCDEFGABの次のCは何度か、またこの度数の関係を何と呼ぶか
まとめ
今回は音程と度数がどのようなものかについて、音楽理論初心者に向けてシンプルにまとめました。
おさらいすると、
音程とは:音と音の距離 度数とは:音と音の距離(音程)がどれくらいであるかを表すもの
となります。
音楽理論がわかると、曲のコピーが速くなったり、自由にアドリブ演奏ができるようになったりとギターがもっと楽しくなります。
細かい単位で音楽理論をわかりやすくまとめていきますので、一緒に学んでいきましょう〜。
少しでも皆様のギター人生を豊かなものにできれば嬉しいです!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
P.S.
現段階では知識で足りない部分がありますが、以下記事でコード進行を度数・ディグリー表記で捉える方法について解説しています。こちらも気になる方はチェックしてみてください!
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