「もっと効率的に上達したい」 「難しい音楽理論を、感覚的に理解したい」 「一人での練習を、もっとワクワクするものに変えたい」
ギタリストなら誰しもが抱くこの願いを叶えるために、当ブログではAIと最新のWeb技術を駆使した「ギター練習支援ツール(Guitar Tools)」を自ら開発・公開しています。
これまで「練習支援ツール」カテゴリ(https://shuno-blog.com/category/support-tools/)で個別に紹介してきたツールたちは、どれも私自身が「こんなツールが欲しかった!」と切実に感じていたものばかりです。
今回は、現在公開中の全ツールを一挙にご紹介いたします。
なぜ「自作ツール」にこだわるのか?
世の中には多くの教則本や練習用アプリが溢れています。しかし、痒いところに手が届かなかったり、操作が複雑すぎて練習の腰が重くなってしまったりすることも少なくありません。
私が目指したのは、「開いて3秒で練習が始められ、かつ音楽理論の理解を深める」という極めて実戦的なツール群です。
開発の3つのポリシー
- インストール不要: 全てブラウザ上で動作。スマホでもPCでも、思い立った瞬間に使えます。
- ギタリスト専用設計: ギタリストが迷うポイント(指板の把握、カポの計算、耳コピのストレス)に特化。
- モチベーションの可視化: グラフやゲーム性を取り入れ、「成長が見える」仕組みを構築。
ギター練習にWebツールの力を
ギターの上達には、単なる反復練習だけでなく「正しい理解」と「モチベーションの維持」が欠かせません。私は、AI開発と音楽理論の知識を融合させ、ギタリストが本当に欲しがっている機能をVanilla JavaScriptで1から構築しました。
全てのツールは、目に優しいダークブルーを基調としたモダンなデザインで統一されています。スマホ一つあれば、場所を選ばずに本格的なトレーニングや理論の確認が可能です。
1. Ear Training & Practice:技術と耳を鍛えるセクション
このセクションには、フィジカルなテクニックやリズム感、そして耳を鍛えるためのツールが揃っています。
指板度数当てゲーム
指板上の音を「度数(インターバル)」で把握するためのトレーニングゲームです。ルート音に対して指定された度数の位置を素早くタップすることで、アドリブ演奏に必要な反射神経を養います。
- 期待できる効果:アドリブでの迷いがなくなる、スケール把握が速くなる。
相対音感 インターバルクイズ
2つの音を聴き、その間隔(度数)を当てるクイズです。耳コピの速度を上げたい方には必須のトレーニングです。
- 期待できる効果:耳コピの精度向上、頭に浮かんだメロディを指板に再現する力の養成。
BPM成長記録ツール
練習の成果を「数値」として残すためのロガーです。毎日の最高速度を記録し、グラフ化することで、自分の成長を客観的に確認できます。
- 期待できる効果:モチベーションの維持、練習の停滞期(プラトー)の把握。
自動加速メトロノーム
シンプルながらも、ギター練習に特化した軽量メトロノームです。ブラウザ上で動作するため、重いアプリを立ち上げる必要がありません。
- 期待できる効果:基礎練習の効率化、安定したリズム感の習得。
ジャム・トラック・ジェネレーター
キーやスケールに合わせたバッキングや、ドラムビートを再生するツールです。一人での練習を「セッション」に変えてくれます。
- 期待できる効果:グルーヴ感の向上、アドリブの実践的な練習。
YouTubeルーパー
YouTube動画の特定区間をループ再生できる、耳コピの最強パートナーです。
- 期待できる効果:難しいフレーズの繰り返し練習、耳コピの効率化。
リズム・練習系ツールの比較表
| ツール名 | 用途 | おすすめの対象者 |
| 指板度数当てゲーム | 度数配置の暗記 | 脱・初心者を目指す方 |
| インターバルクイズ | 耳のトレーニング | 耳コピを上達させたい方 |
| BPM成長記録ツール | 練習の可視化 | 毎日ストイックに練習する方 |
| YouTube Looper | フレーズ解析 | 好きな曲を完コピしたい方 |
2. Theory & Utility:理論と分析を支えるセクション
音楽理論を味方につけることで、作曲やアレンジ、そして演奏の説得力は格段に上がります。このセクションでは、複雑な計算や検索をAIのように瞬時に解決するツールを提供します。
ギタースケール表示ツール
指板上のどこにどのスケール音があるのかを、全キー・全スケールで可視化します。モードスケールやテンション音の確認にも最適です。
- 期待できる効果:新しいスケールの習得、指板全体の把握。
コード度数変換ツール(Chord to Degree)
既存のコード進行を入力すると、I-IV-V7といった「ディグリーネーム」に一括変換します。名曲のコード分析が驚くほど簡単になります。
- 期待できる効果:アナライズ(楽曲分析)能力の向上、作曲スキルの向上。
逆引きコードチェッカー
指板上をクリックして押さえている形を入力すると、そのコード名を瞬時に判別します。耳コピで見つけた「いい響き」の正体を知りたい時に重宝します。
- 期待できる効果:新しいコードボイシングの発見、理論的な理解。
カポ・移調計算ツール(カポタスト・トランスポーザー)
カポタストをつけた時の実音や、曲のキーを変えたい時のコードを自動計算します。ボーカルのキー合わせや、ライブ前の転調作業に便利です。
- 期待できる効果:面倒な計算ミスの防止、現場での時短。
理論・ユーティリティツールの比較表
| ツール名 | 主な機能 | 活用の場面 |
| スケール表示ツール | 指板の音を全表示 | アド練習前の確認 |
| コード度数変換ツール | ディグリー分析 | 楽曲の構造を知りたい時 |
| 逆引きコードチェッカー | 押さえ方から名前を特定 | 作曲や耳コピ中 |
| カポ・移調計算ツール | 移調の自動計算 | キー変更が必要な時 |
ツール開発に込めた想い:ギタリストに寄り添う設計
これらのツールを開発する際、私が最も大切にしたのは「使い心地」です。練習中に余計な手間をかけさせないよう、以下の点に徹底的にこだわりました。
デザインのこだわり
ダークモードを標準採用し、長時間の画面注視でも目が疲れにくい配色にしています。また、スマートフォンでの操作を前提としたボタン配置やレイアウトにより、ギターを抱えたままでも片手で操作が完結します。
読み込みの速さ
外部ライブラリを最小限に抑え、軽量なコードで記述しているため、通信環境が不安定な場所でもサクサクと動作します。練習の合間の貴重な時間を、ロード待ちで消費することはありません。
プライバシーと手軽さ
ほとんどのツールで「localStorage」という技術を使用しています。これは、あなたの練習記録やハイスコアがあなたのブラウザだけに保存される仕組みです。面倒な会員登録やログインを強いることなく、あなただけのパーソナライズされたツールとして利用可能です。
これら全てのツールを無料で提供する理由
私自身、長年ギターを弾いてきて、何度も壁に突き当たりました。その度に「こんな機能があったらいいのに」と思い描いてきた理想を形にしたのが、この「Guitar Tools」です。
ギタリストが練習に集中し、少しでも早く「弾けた!」という喜びを味わえること。それが、開発者としての私の最大の願いです。ブログ記事では、これらのツールを使って具体的にどうやって上達していくのか、そのロードマップも詳しく公開しています。
各ツールの詳細解説と使い方はこちらから
以下のリンクから、各ツールの具体的な活用術や、開発の裏話を掲載したブログ記事へアクセスできます。ご自身の現在の課題に合わせたツールを見つけて、今すぐ練習に取り入れてみてください。
今後も、皆様のフィードバックを元に、鼻歌からの解析ツールやAIによる練習メニュー提案など、さらに革新的なツールの開発を続けていく予定です。
まずは、この「Guitar Tools」をブックマークして、日々の練習のお供にしてみてください。あなたのギターライフが、よりクリエイティブで実りあるものになることを心から願っています!













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