「あの音、どこだっけ?」を一瞬で解決したい
アドリブ演奏や耳コピをしている時、こんな悩みに直面しませんか?
- 「長3度を弾きたい」と思っても、指板上のどこにあるか探してしまう
- ルート音から「完全5度」の位置が、弦によって変わって混乱する
- 理論書で「短7度はここ」と覚えても、実際の演奏で使えない
- アドリブ中に次の音を考えている間に、リズムが遅れてしまう
- スケール練習はしているけど、度数の「配置」が体に染み付いていない
これらの悩み、実は全て「指板上の度数配置を瞬時に把握できていない」ことが原因なんです。
そこで開発したのが、「Fretboard Degree Master(指板度数当てゲーム)」です。ゲーム感覚で楽しみながら、指板上の度数配置を体に叩き込めるツールになっています。
Fretboard Degree Masterとは?
このツールは、指板上に表示されたルート音(R)に対して、指定された度数(例:M3、P5など)の位置を素早くタップする、タイムアタック型のトレーニングゲームです。
60秒という制限時間の中で、どれだけ多くの問題に正解できるか。コンボを繋げてハイスコアを目指すうちに、自然と指板上の度数配置が頭に入ってきます。
なぜこのツールを作ったのか
私自身、アドリブ演奏をしている時に「あ、ここで長3度を弾きたい!」と思っても、探すのに時間がかかって、結局タイミングを逃してしまうことが多かったんです。
理論書には「長3度は4フレット上」と書いてありますが、実際の指板では弦が変わると位置関係も変わります。この「立体的な位置関係」を体で覚えるには、反復練習が必要です。
でも、地道な反復練習は退屈で続きません。「だったらゲームにして、楽しみながら覚えられるようにしよう!」と思い、このツールを作りました。
主な機能:ゲーム性と学習効果を両立
1. 60秒タイムアタック形式
制限時間は60秒。この短い時間の中で、できるだけ多くの問題に正解してスコアを稼ぎます。
ゲームの流れ:
- スタートボタンを押すと、指板上にルート音(R)が表示される
- お題(例:「M3を探せ!」)が表示される
- 該当する位置を素早くタップ
- 正解するとスコアとコンボが増加、次の問題へ
- 間違えるとコンボがリセットされ、正解位置がヒント表示される
- 60秒経過で終了、最終スコアとベストスコアが表示
短時間で集中してプレイできるので、練習前のウォーミングアップや、スキマ時間のトレーニングに最適です。
2. コンボシステムでモチベーションUP
連続正解するとコンボが積み重なり、スコアにボーナスが加算されます。
スコアシステム:
| 状態 | 基本点 | ボーナス |
|---|---|---|
| 単発正解 | 100点 | なし |
| 5コンボ達成 | 100点 | +50点 |
| 10コンボ達成 | 100点 | +100点 |
| 15コンボ達成 | 100点 | +150点 |
コンボが途切れるのが惜しくて、自然と集中力が上がります。「もう1回!今度こそハイスコアを!」という気持ちになり、繰り返しプレイしたくなる仕組みになっています。
3. 3つの難易度:段階的にレベルアップ
自分のレベルに合わせて、難易度を選べます。
難易度別の特徴:
| 難易度 | 出題範囲 | 対象者 |
|---|---|---|
| Easy | ルート音の隣接弦のみ | 初心者。まずは近い範囲から覚える |
| Normal | 全弦・1〜12フレット | 中級者。実用的な範囲を網羅 |
| Hard | テンション含む | 上級者。9th、11th、13thも出題 |
最初はEasyで慣れて、徐々にNormalへ。Normalが余裕になったら、Hardでテンションコードの度数も覚えましょう。
4. 出題度数のカスタマイズ
設定ボタンから、出題される度数を細かく選べます。
全12種類の度数:
| 記号 | 名称 | 半音数 | 使用頻度 |
|---|---|---|---|
| m2 | 短2度 | 1 | ★★☆☆☆ |
| M2 | 長2度 | 2 | ★★★☆☆ |
| m3 | 短3度 | 3 | ★★★★★ |
| M3 | 長3度 | 4 | ★★★★★ |
| P4 | 完全4度 | 5 | ★★★★☆ |
| TT | トライトーン | 6 | ★★★☆☆ |
| P5 | 完全5度 | 7 | ★★★★★ |
| m6 | 短6度 | 8 | ★★☆☆☆ |
| M6 | 長6度 | 9 | ★★★☆☆ |
| m7 | 短7度 | 10 | ★★★★☆ |
| M7 | 長7度 | 11 | ★★★☆☆ |
| Oct | オクターブ | 12 | ★★★★★ |
活用例:
- 「m3とM3だけ」に絞って、メジャーとマイナーの位置を徹底的に覚える
- 「P4、P5、Oct」の3つで、パワーコード系の配置を完璧にする
- 全部にチェックを入れて、総合力を試す
苦手な度数だけを集中的に練習できるので、効率的にレベルアップできます。
5. ベストスコア記録機能
あなたの最高得点がブラウザに保存され、毎回ゲーム画面に表示されます。
自己ベストを更新すると、「自己ベスト更新!」のメッセージが表示されます。この達成感が、継続的なトレーニングのモチベーションになります。
昨日の自分を超える。この小さな成功体験の積み重ねが、確実なスキルアップに繋がります。
実際の使い方:段階的トレーニング法
それでは、効果的なトレーニング方法を、レベル別に紹介していきます。
【初級】まずは基本の4つから始めよう
いきなり全12種類に挑戦すると、混乱してしまいます。まずは、最も使用頻度の高い4つから始めましょう。
ステップ1:M3(長3度)だけで練習
設定で「M3」だけにチェックを入れ、難易度Easyに設定します。
これで何度かプレイして、「長3度の位置感覚」を掴みます。同じ弦上なら4フレット上、隣の弦なら…という具合に、パターンが見えてきます。
ステップ2:P5(完全5度)を追加
M3とP5の2つだけで練習。
完全5度はパワーコードの基本形なので、ロックギタリストには必須です。同じ弦なら7フレット上、または2本下の弦の同じフレット(例外:G弦→B弦は1フレット上)。
ステップ3:m3とP4を追加
M3、P5、m3、P4の4つで練習。
この4つが瞬時に分かるようになれば、メジャーコードとマイナーコードのアルペジオが自由自在になります。
【中級】難易度Normalで実践力を養う
基本の4つが体に入ったら、難易度をNormalに上げて、全弦での練習に移ります。
ステップ4:全弦での位置関係を把握
Easyでは隣接弦しか出題されませんが、Normalでは全弦が対象です。
例えば、6弦(Low E)のルートから、1弦(High E)の長3度を探す、といった「距離のある」問題も出題されます。
最初は戸惑いますが、何度もプレイするうちに、「あ、このパターンだ!」という瞬間が訪れます。
ステップ5:残りの度数も追加
M2、m6、M6、m7、M7なども設定に追加していきます。
全12種類が選択された状態でプレイし、60秒で20問以上正解できれば、かなりの実力です。
【上級】Hardモードでテンションも覚える
Normalモードで余裕が出てきたら、Hardモードに挑戦しましょう。
ステップ6:テンションコードの度数を覚える
9th(M2のオクターブ上)、11th(P4のオクターブ上)、13th(M6のオクターブ上)などが出題されます。
ジャズやフュージョン系のアドリブでは、これらのテンションを使いこなすことが重要です。
ステップ7:制限時間内でのハイスコア競争
ここまで来たら、あとは自己ベストとの戦いです。
60秒で30問、40問…と正解数を増やしていくことで、反射神経的に度数の位置が分かるようになります。
【実践編】実際の演奏に活かす
ゲームで鍛えた力を、実際の演奏で試してみましょう。
アドリブ練習法:
- バッキングトラックを流す(例:Cメジャーのブルース進行)
- ルート音(C)を決めて押さえる
- 「次は長3度(M3)を弾こう」と決める
- ゲームで覚えた位置感覚を使って、瞬時に見つける
- 弾く
この練習を続けると、「考える→探す→弾く」のタイムラグがどんどん短くなります。最終的には、考えた瞬間に指が動くようになります。
指板上の度数配置:重要パターン覚え書き
ゲームを進める上で、以下のパターンを知っておくと、より効率的に覚えられます。
同じ弦上の移動パターン
| 度数 | フレット数 | 例(5弦3F C → ?) |
|---|---|---|
| m3 | +3 | 5弦6F (E♭) |
| M3 | +4 | 5弦7F (E) |
| P4 | +5 | 5弦8F (F) |
| P5 | +7 | 5弦10F (G) |
| Oct | +12 | 5弦15F (C) |
同じ弦上なら、フレット数を足すだけなので簡単です。
弦をまたぐパターン(例:5弦 → 4弦)
| 度数 | 移動方法 | 例(5弦3F C → ?) |
|---|---|---|
| P5 | 1弦下・+2フレット | 4弦5F (G) |
| Oct | 2弦下・+2フレット | 3弦5F (C) |
ただし、G弦(3弦)→B弦(2弦)だけは例外で、1フレット右にズレます。これがギターの難しいところですが、ゲームを繰り返すうちに自然と覚えます。
オクターブの位置関係
オクターブは、アドリブで高音域に飛ぶ時によく使います。
オクターブの主なパターン:
- 同じ弦・12フレット上
- 2弦下・2フレット上
- 2弦下・3フレット上(4弦→2弦、3弦→1弦)
これを知っているだけで、ソロの音域が一気に広がります。
他のツールと組み合わせてさらに効果UP
Fretboard Degree Masterは、他のギター練習ツールと組み合わせることで、相乗効果を発揮します。
1. 相対音感 インターバルクイズ
組み合わせ方:
インターバルクイズで「聴いて度数を当てる」練習をした後、このツールで「度数の位置を当てる」練習をします。
耳で聴き分けられて、かつ指板上の位置も分かる。この2つが揃えば、耳コピが劇的に速くなります。
2. ギタースケール表示ツール
組み合わせ方:
スケール表示ツールで、全体の度数配置を視覚的に確認。その後、このゲームで位置を体に叩き込みます。
「見て理解」→「ゲームで体得」という流れが、最も効率的な学習法です。
3. コード度数変換ツール
組み合わせ方:
コード進行を度数で理解する習慣をつけた後、このゲームで各度数の実際の位置を覚えます。
「I-IV-V進行」と言われたら、瞬時に指板上の位置が分かるようになります。
4. BPM成長記録ツール
組み合わせ方:
このゲームのベストスコアを、BPM成長記録ツールに手動で記録していきます(ツールの「曲名」に「度数ゲーム」など)。
スコアの伸びをグラフで見ることで、自分の成長を実感でき、モチベーションが続きます。
よくある質問
Q: 全然高得点が取れません。才能がないのでしょうか?
A: 最初は誰でも低スコアです。才能ではなく、単に「慣れ」の問題です。1日1回プレイするだけでも、1週間後には明らかに反応速度が上がります。焦らず続けてください。
Q: 60秒だと短すぎる/長すぎる気がします
A: 現在、制限時間の変更機能はありません。ただ、60秒という時間は「集中力を保てる限界」として設定しています。短時間で何度も挑戦する方が、長時間ダラダラやるより効果的です。
Q: スマホでもプレイできますか?
A: はい、レスポンシブデザインなので、スマホでも快適にプレイできます。ただし、画面が小さいと指板が見づらいかもしれません。横画面推奨です。
Q: 間違えた時のヒント表示が早すぎて、答えを覚えられません
A: 間違えた時は、1.5秒間ヒント表示されます。この短い時間で「あ、ここだったのか」と確認し、次に活かしてください。時間が長すぎると、ゲームのテンポが悪くなってしまいます。
Q: ベストスコアをリセットしたいです
A: 現在、リセット機能はありません。ブラウザのキャッシュをクリアすると、ベストスコアも消えます。
Q: 音が鳴るようにできませんか?
A: 現在、音声機能はありません。視覚的なフィードバックに集中できるように、あえて音を入れていません。
Q: オフラインでも使えますか?
A: 一度ページを読み込めば、オフラインでも動作します。通信量を気にせず、いつでもどこでもプレイできます。
Q: ベースでも使えますか?
A: 度数の概念は全ての楽器で共通なので、ベースでも使えます。ただし、チューニングがギターと同じ前提で作られているので、5弦・6弦ベースの場合は一部対応していません。
Q: 左利き用の表示に変更できますか?
A: 現在、左利き用モードはありません。指板の表示は右利き前提となっています。
まとめ:楽しみながら、確実にレベルアップ
指板上の度数配置を覚えることは、ギタリストにとって避けて通れない道です。でも、地道な暗記は退屈で、挫折しやすいものです。
「Fretboard Degree Master」は、その退屈な作業を、ゲームとして楽しめるものに変えました。スコアを競い、コンボを繋げ、ベストを更新する。その過程で、自然と度数配置が体に染み付いていきます。
毎日60秒、このゲームをプレイするだけで、1ヶ月後には明らかな変化を実感できます。アドリブ演奏がスムーズになり、耳コピが速くなり、音楽理論の理解が深まります。
さあ、今日からゲーム感覚で指板をマスターしましょう!
ハイスコアを目指して、何度でも挑戦してください。あなたの指板マスターレベルが、確実に上がっていくはずです。
このツールは、全てのギタリストが指板を自由に使いこなせることを願って開発されました。あなたの演奏が、より自由で表現力豊かなものになりますように。







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